博多～敦賀間、1パレットから利用可能に
郵船ロジスティクスは10月2日、福岡県の博多港と福井県の敦賀港を結ぶ内航RORO船を利用した混載サービスを10月1日に開始したと発表した。
内航RORO船を取り入れることで、輸送時の温室効果ガス排出削減を図り、顧客の環境負荷軽減ニーズに対応する。10tトラック約160台分に相当するキャパシティを生かし、1パレットから大量輸送まで多様な需要をカバーする。
新サービスは、九州全域と主に北陸、東海、中部、関西地方をつなぐ国内輸送手段として想定。通常、内航RORO船は13mシャーシ単位での荷受けが基本となるところ、同社の倉庫および提携倉庫で混載に仕立てるため、チャータートラックではスペースが余ってしまう1パレット単位の貨物から大口貨物まで、陸上輸送の代替手段として利用できるようにしている。
集荷から配送までend-to-endで国内輸送サービスを提供することで、顧客は国内輸送手段の選択の幅を広げられると見込む。
（プレスリリースより引用）
（藤原秀行）
