ハコベル、トラック予約/受付システム「トラック簿」に荷待ち・荷役時間を拠点横断で比較可能な新機能追加

ハコベル、トラック予約/受付システム「トラック簿」に荷待ち・荷役時間を拠点横断で比較可能な新機能追加

改正物効法施行に対応

ハコベルは11月4日、トラック予約/受付システム「トラック簿」に「拠点横断ダッシュボード機能」を追加したと発表した。

新機能を活用することで、複数拠点の荷待ち・荷役時間の実態を横並びで確認できるようになり、各拠点の実態把握や比較、改善効果の高い施策の発見などが可能になると想定。経営層や管理部門の担当者が荷待ち・荷役時間の対策を進めていく際の意思決定に生かせるようにする。



改正物流効率化法に基づき、2026年4月に、一定規模以上の荷主企業など「特定事業者」を対象に「中長期計画の作成」「定期報告」などの義務化が始まることに対応した。

システムのダッシュボードで、「トラック簿」を導入している全拠点の待機時間・作業時間をグラフで一括表示し、待機時間が長い拠点や日時を浮かび上がらせる。

また、拠点ごとに全体データの確認から個別の入場記録まで詳細な調査が可能になる。複数拠点のデータを横断してCSV形式でダウンロードできるため、契約後の全期間のデータをさかのぼってチェックすることも可能。


ダッシュボードの全体像(ハコベル提供)
 
(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事