中堅・中小企業の支援強化
リコーグループの国内販売会社、リコージャパンと製造業向けの在庫管理システムなどを手掛けるネクスタ（大阪市）は11月26日、製造業のDX支援で資本・業務提携したと発表した。具体的な出資の額や比率は開示していない。
ネクスタの生産管理支援システム「SmartF」は中堅・中小製造業向けにサブスクリプションで提供しているクラウドサービス。両社で同サービスの機能強化を検討するほか、リコージャパンが顧客にネクスタの製品を紹介、販売促進に努め、中堅・中小企業のDXをより強力にサポートする。
両社のサービスのデータ連携などについても検討する。
（プレスリリースより引用）
ネクスタは独自の人材育成プログラムを生かし、「SmartF」の導入から製造現場における確実な定着まで伴走できる人材を備えるなど、製造業の多様なニーズに対応可能な営業体制を構築している。リコージャパンは2025年度に「製造ソリューションエバンジェリスト」の育成をスタートしている。
両社のノウハウを融合させ、製造業の課題解決に貢献できる人材の育成を強化する。
（藤原秀行）
