米系大手ファンドが100億円のエクイティ出資しJVも
KICホールディングスは11月25日、米系大手ファンドから6000万ユーロ(約100億円)のエクイティ出資を受けるジョイントベンチャー(JV)契約を締結したと発表した。
JV設立を契機にして、日本国内で拡大する冷凍食品供給ニーズに対応するため、投資対象エリアを全国へ拡大する。ファンドの具体的な名前など詳細は開示していない。
JVは追加のエクイティ出資やデットファイナンスと合わせて、今後3年間で総額約450億円(約3億ドル)を投じ、日本全国で冷凍・冷蔵用施設の開発とバリューアッド型の既存物流施設取得を図る。
JVの第1号案件として、埼玉県春日部市で開発する冷凍・冷蔵用施設を予定している。
その後は九州や横浜湾岸エリアの開発用地とバリューアッド型の既存物件取得を想定している。
(藤原秀行)



