カーボンニュートラルポート化を後押し
鈴与は12月1日、静岡県清水港で港湾物流事業を展開する同社など8社が、トヨタ自動車の燃料電池車(FCEV)「クラウンZ」「MIRAI」を導入したと発表した。各社がいずれか1台ずつを計8台採用、社用車として使用する。
8社は鈴与のほか、天野回漕店、アオキトランス、清和海運、鈴与グループ3社(清水運送、清水倉庫、清水ユナイテッドエージェンシー)、清水埠頭。
今年3月にENEOSが清水製油所跡地に開設した「静岡清水水素ステーション」の稼働を契機として、清水港で水素を活用した車両の利用を拡大、脱炭素を促進する。
清水港は国土交通省の方針の下で静岡県が主体となって推進する「カーボンニュートラルポート(CNP)形成計画」の重点港湾の1つに位置付けられており、8社はFCEV採用で実現を後押ししていきたい考え。

(鈴与提供)
(藤原秀行)



