JAL、米カリッタ航空と定期貨物便コードシェアを週5便に拡大

JAL、米カリッタ航空と定期貨物便コードシェアを週5便に拡大

アジア~北米間の輸送力強化図る

日本航空(JAL)は12月9日、米貨物航空会社のKALITTA航空(カリッタ航空)と、成田~シカゴ間で実施している定期貨物便のコードシェア運航を12月10日から週5便に拡大すると発表した。

両社は今年5月、コードシェア契約を締結。航空貨物輸送ネットワークに大型貨物機が加わったことで安定的かつ柔軟な航空貨物輸送を提供し、成長著しいアジア~北米間の貨物輸送需要に対応できるよう努めてきた。

週5便に増やすことで、北米線の輸送ネットワークをさらに強化していきたい考え。

運航スケジュールは対象期間が12月10日から2026年3月28日まで。増便対象はJL6722/K4556, JL6727/K4557。

上記の計画は関係当局への申請と認可が前提。運航会社はKALITTA航空(運航コード:K4)。給油のためアンカレッジ空港を経由する。

機材はボーイング777-300ERSFがペイロード22万4900lbs(100t)、ボーイング747-400Fが24万9100lbs(112.99t)。


ボーイング777-300ERSFに施された特別塗装(いずれもJAL提供)

(藤原秀行)

経営/業界動向カテゴリの最新記事