ハコベルのトラック予約/受付システム、JVCケンウッドグループの車両ナンバー認証システムと連携

ハコベルのトラック予約/受付システム、JVCケンウッドグループの車両ナンバー認証システムと連携

浜松倉庫の「GX・DX倉庫」に初導入、サイネージ活用した自動誘導・無人受付を実現

ハコベルは12月15日、トラック予約/受付システム「トラック簿」に関し、JVCケンウッド・公共産業システムが展開している車両ナンバー認証システムとの連携を開始したと発表した。

機能連携の第1号プロジェクトとして、浜松倉庫(静岡県浜松市)が今年10月に同市内の「都田流通センター」内に新設した「GX・DX倉庫」に導入。デジタルサイネージ(電子看板)での自動誘導システムによる無人受付をスタートさせた。

車両ナンバー認証システムはこれまで警備員ら拠点人員が行っていた物流拠点への入退場対応を、カメラを駆使したナンバー検知・自動認証に代替することで負荷を減らし、省人化とともにトラックドライバーの入退場時の待ち時間削減を図っている。

「物流2024年問題」対応の一環として、政府が法改正などで物流拠点の荷待ち・荷役時間短縮を強く求めているのを受け、機能連携に踏み切った。両システムを活用することで、入場からバース受付、退場までを円滑に自動化できると見込む。


プロセス改善イメージ

「GX・DX倉庫」は倉庫管理システム(WMS)やロボットなどデジタル技術を活用することで作業の正確性・効率性向上を志向しており、今回の新機能もその一環として採用している。

(藤原秀行)※いずれもハコベル提供

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