250億円投資、27年夏竣工予定
ニコンは1月8日、子会社の栃木ニコン(栃木県太田市)が新工場棟の建設を始めたと発表した。2027年夏の竣工を予定している。
既存の製造棟の一部を解体し、2つの新棟を建てる。ニコンは現中期経営計画で経営基盤の強化を盛り込んでおり、2030年までに約1000億円を投じて、全事業を支える各地の生産拠点を整備する予定。今回の建設もその一環に位置付けている。

(プレスリリースより引用)
栃木ニコンは、ニコングループの高精度光学部品・モジュール生産および生産技術開発の中核拠点。新工場棟を建設し、デジタルカメラ用交換レンズや顕微鏡の高性能対物レンズ、半導体露光装置用の投影レンズ、産業用レンズなどの生産体制強化を図る。物流の自動化・効率化にも注力する。
新工場棟は生産ラインの刷新、混流生産方式の導入、棟内物流の自動化など、新しいものづくりを推進し、様々な事業変化に対応できる柔軟な生産体制の構築を図る。
2つの棟をつなぐエリアは、従業員のワーク・エンゲージメントを高めるコミュニケーションエリアとして設計。自然光を取り入れた開放的な空間に、打ち合わせやリフレッシュができるスペースを配置し、部門や職種を超えたコミュニケーションの促進を図る。
さらに、地域の住民や学生とのつながりを重視し、工場見学を受け入れるための展示エリアや、ものづくりの魅力を体験できるコーナーを設けることを計画している。
新棟の概要
建設地:株式会社栃木ニコン内(栃木県大田原市実取770)
棟数:2棟
延床面積:約2万㎡
建設費用:約250億円
着工時期:2025年12月
竣工時期:2027年夏(予定)
主な生産品目;デジタルカメラ用交換レンズ、顕微鏡用対物レンズ、半導体露光装置用投影レンズ、産業用レンズなど
(藤原秀行)











