日本郵船、燃料廃棄物から低炭素燃料精製の独自技術持つ欧州企業と協業

日本郵船、燃料廃棄物から低炭素燃料精製の独自技術持つ欧州企業と協業

出資し連携強化

日本郵船は1月28日、廃棄物由来の液体炭化水素を低炭素燃料へ精製する技術を持つスペインのXFuel(Xフューエル)に2025年11月28日付で出資したと発表した。具体的な出資額は開示していない。

日本郵船の運航船舶から生じるスラッジ(燃料タンク沈殿物)といった燃料廃棄物をリサイクルするなど、XFuelと協業を進め、既存燃料を使用した新たな脱炭素技術の発展を後押しする。



XFuelが独自に開発している技術「Chemical Liquid Refining」(CLR)は、廃棄物由来の液体炭化水素から、船舶などで使っている高純度の低炭素燃料を高効率で生産できるという。既存燃料の廃棄物再利用は、エンジンやインフラの改修が不要なため、経済面や設備面から導入のハードルが低いと見込まれる。

日本郵船は海運業界の環境対応促進につなげられるとみて、XFuelと連携することにした。

今後、自社運航船舶から出るスラッジを原料として供給したり、製品として低炭素燃料を購買したりするほか、サプライチェーン全般にわたる協業の機会を積極的に追求する構え。


(プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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