世銀が見通しを修正、米国の堅調さ考慮
世界銀行は1月13日、世界経済の見通しを更新した。
物価変動の影響を除いた実質成長率は2026年が2.6%で、昨年6月時点の前回予想から0.2ポイント上方修正した。
米国経済が堅調なことを考慮した。27年は2.7%で同じく前回予想から0.1ポイント引き上げた。
25年の2.7%からほぼ同水準の成長が続く見通し。
世界銀行によると、25年末時点で、ほぼ全ての先進国で国民1人当たりの所得が19年の水準を上回った一方、約4分の1の途上国は下回ったと指摘。先進国と途上国の間で経済格差が拡大することへの強い懸念を示した。
国・地域別の実質成長率予想を見ると、米国は25年の2.1%から26年は2.2%となる一方、27年は1.9%に減速すると展望。欧州は25年の1.4%から26年は0.9%、27年は1.2%を見込む。
日本は25年の1.3%から26年と27年がいずれも0.8%で減速傾向になるとみている。中国は25年の4.9%から26年が4.4%、27年が4.2%と想定。政府の財政出動や堅調な輸出が下支えするものの、生産性の低下などが下押しすると予測している。
(藤原秀行)











