非海運事業拡充の一環、将来の需要拡大に備え
商船三井は3月9日、キプロスの海運大手Schoeller Holdings(ショラー・ホールディングス)と、2027年に竣工予定の、洋上風力発電設備に人員や物資を輸送する作業船Service Operation Vessel(SOV)2隻を共同保有するとともに、本船を運航するドイツの洋上エネルギー分野の船舶開発・商業運航会社Deutsche Offshore Schifffahrt(ドイチェ・オフショア・シフファールト)に出資すると発表した。
商船三井は既に台湾でSOV事業を展開しているが、欧州では初めて。洋上風力発電の需要拡大に備える。具体的な出資額は開示していない。

本船のイメージ(商船三井提供)
商船三井は海運市況に左右されにくい非海運事業の比重を高め、海運不況時でも黒字を確保できる事業ポートフォリオ変革を推進しており、SOV事業拡大もその一環。
本船概要
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造船所 |
CSSC Huangpu Wenchong Shipbuilding |
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全長 |
96.25m |
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前幅 |
20m |
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最大乗船人員 |
120 |
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特徴 |
ダイナミックポジショニングシステム(自動船位保持機能装置)、 モーション・コンペイセイション機能を持つ特殊なギャングウェイ・クレーン装備 |
(藤原秀行)












