千葉・四街道の日東物流、11月の健康診断からインフルエンザ予防接種の従業員負担ゼロに

千葉・四街道の日東物流、11月の健康診断からインフルエンザ予防接種の従業員負担ゼロに

風疹なども半額会社負担、健康経営加速

千葉県四街道市を地盤とし、冷凍・チルド帯の食品物流などを手掛ける日東物流は10月26日、従業員の健康支援拡大策として、2020年度より健康診断時のインフルエンザ予防接種の従業員自己負担分をゼロにすると発表した。

同社は経済産業省と日本健康会議が共同で展開している「健康経営優良法人2020」の認定を受けた。10年から健康診断の受診指導徹底を進めるなど、トラックドライバーらの健康促進に注力しており、予防接種や各種検査の一部費用負担も行っている。

11月29日以降の健康診断では、インフルエンザ予防接種は本人と13歳以上の扶養家族は同社が全額負担し無料とするほか、風疹予防接種やがんのリスクマーカー9項目、アレルギー検査39種類については5000円を上限に費用合計の半額を同社が負担することとした。

同社は「社会の変化や業界の課題に積極的に対応し、新しい時代に求められる最高の輸送サービスを提供するため、より良い方向へ変化し続けている」と健康経営徹底の背景を説明している。


健康診断の様子(日東物流提供)

(藤原秀行)

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