27年2月末の竣工目指す
阪急阪神不動産は3月12日、千葉県松戸市で物流施設「ロジスタ松戸」の新築工事に着手したと発表した。
地上4階建てのボックスタイプで、延床面積は約1万3600㎡を計画しており、2027年2月末の竣工を目指している。
松戸市は東京都葛飾区に隣接し、東京23区内への消費財・生産財の配送拠点として至便で、外環道を利用した関東広域輸送も可能のため、広域配送にも対応できると想定している。外環道の三郷南ICまで約3.5km、松戸ICまで約5.1km。
事務所区画を2階の1フロアに集約させることで従業員間の円滑なコミュニケーションを促進させるなど、働きやすさへの工夫を凝らす。環境配慮の面では「ZEB Ready」認証を取得する予定。

荷物用エレベーター(最大積載量4.1t、かご寸法W4.0m×L4.0m×H3.15m)に加え、垂直搬送機(かご車・パレット兼用)を設置して、施設内の荷物を上下階に効率良く搬送できるようサポートする。
倉庫部分は床荷重1.5t/㎡、各階の天井の高さ5.5m、標準柱の間隔10.45m×11.5mを確保して汎用性の高い空間設計を取り入れる。
1階に設けた計9台分のトラックバースは車両の車庫証明が取得できるため、駐車場としても利用可能になると想定している。
3階には将来事務所に変更対応可能な区画を設け、多様なニーズに対応できるようにする。トラックドライバーの休憩室を設けるなど、施設で働く人のウェルビーイング向上を図る。
構内では、車両と人の動線を分けることで事故を防止し、施設利用者の安全性に配慮した計画を採用。松戸市は一級河川の江戸川下流域に位置するため、万が一水害が発生した時のBCP対策の一環として、高圧受電設備(キュービクル)を2階レベルに設置する。

【本施設概要】
所在地:松戸市南花島字向町317番1他(地番)
交通:
・外環道「三郷南IC」まで約3.5km
・外環道「松戸IC」まで約5.1km
・JR常磐線「北松戸駅」西口より徒歩18分(約1.3km)
・JR常磐線・京成「松戸駅」西口より徒歩19分(約1.4km)
・京成バス「栄町一丁目」バス停より徒歩4分(約300m)
敷地面積:約6,400平方メートル(約1,900坪)
延床面積:約13,600平方メートル(約4,100坪)
構造規模 鉄骨造・地上4階
施設タイプ:ボックスタイプ
設計・監理:株式会社塩浜工業東京本社一級建築士事務所
施工:株式会社塩浜工業
竣工:2027年2月末(予定)

(藤原秀行)※いずれも阪急阪神不動産提供












