用船契約の安定的確保など狙い
オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は3月10日、独立系のコンテナ船主最大手シースパンを傘下に収めるポセイドンの株式を追加で取得すると発表した。
ONEのポセイドン株式の保有比率は現在の28.7%から48.9%まで高まる見通し。追加取得の費用は開示していない。
ポセイドンはアトラスの親会社で、アトラスがシースパンを傘下に置いている。
ONEは2022年、損害保険や再保険に関連する投資運用を手掛けるカナダのフェアファックス・ファイナンシャル・ホールディングスやアトラスのデビッド・ソコル会長などと共同でポセイドンを設立。23年にポセイドンがアトラスに出資した。
ONEはポセイドン株式の保有比率を高めることでシースパンの経営を実質的に支配下に置き、世界的に需要が伸びている用船の契約を安定的に確保することを目指す。
メタノールやアンモニアといった化石燃料に代わる燃料を用いる新造船をシースパン経由で押さえ、海運領域の脱炭素を確実に果たしたいとの狙いもある。
(藤原秀行)












