機器の部品を安定供給、共同研究開発も
ミスミグループ本社は3月18日、米国で室内植物工場を展開しているOishii Farm(オイシイ・ファーム)と資本・業務提携契約を締結したと発表した。
同社は完全閉鎖型の植物工場では困難だったイチゴの安定量産を世界で初めて成功させた米国発のアグリテックベンチャー。Oishii Farmにミスミが出資するとともに、ミスミの取り扱う製品を確実に短納期で供給。また、両社のノウハウを生かした共同研究開発を進め、Oishii Farmの成長を後押しする。
具体的には、Oishii Farmが東京都羽村市で建設中のオープンイノベーションセンターをはじめ、建設中あるいは今後建設予定の農場に設置する多様な工場用ユニットなどに対して、ミスミが部品を安定的に供給することで、Oishii Farmの事業をサポートする。
加えて、ミスミの汎用技術・標準化能力とOishii Farmの業界固有の高い技術を融合させ、農業自動化における部品の共同研究開発を進める。
出資額などの詳細は開示していない。
ミスミは部品の製造・販売などを通じて製造業を支援してきた。今後はグローバルでニーズが高まっているアグリテック(スマート農業)分野にも進出する。

Oishii FarmはAI技術やロボティクスを含む最先端テクノロジーを生かし、イチゴの生育に必要な要素(温度・湿度・光・風速など)を制御するとともに、自動収穫も行っている。
ミスミは2025年6月に買収した、機械部品のオンライン調達サービスを担っている米Fictiv(フィクティブ)を通じて、米国のOishii Farmのメガファームに対し、既に機械部品を供給している。
(藤原秀行)※プレスリリースより引用












