自社センターに機能集約、安定供給実現など図る
日本通運は3月18日、西川ゴム工業の物流拠点再編支援の一環で、同社の広島エリアの物流業務を、広島市で大和ハウス工業が開発した物流施設「DPL広島観音」内に設けている日通の拠点「NX広島観音LC」に集約し、1月6日に運営を始めたと発表した。
工場製品の保管・荷役から自動車OEM(相手先ブランドによる製造)向け納入までの業務を同センターへ集め、作業・保管・輸送の効率化を図るとともに、安定した供給体制の構築を目指す。

NX広島観音LCが入る物流施設の外観

NX広島観音LCの内部
西川ゴム工業は従来拠点の老朽化や周辺環境の変化に伴う運用上の制約に加え、人手不足や物流費高騰への対応が課題となっており、日通がその解決に向け、分散していた拠点運用を見直し、24時間稼働が可能なNX広島観音LCへの集約を軸に、拠点再編を提案・推進してきた。
同拠点は導線・レイアウトを最適化して荷扱い回数の削減と運営の標準化を図ることで、需要変動やイレギュラー対応に強い安定したオペレーション体制を構築。さらに、鉄道コンテナ輸送の活用を含むモーダルミックスの推進により、西川ゴム工業の生産拡大に合わせた供給継続性の向上と環境負荷低減の両立を後押しする。
NX広島観音LCは広島港・市中心部に近接し、広島都市高速3号線の吉島ICへのアクセスにも強みを持つ。床面高の確保など水害リスクの低減にも配慮している。
倉庫内のセキュリティカメラによる監視体制に加え、WMS(倉庫管理システム)による在庫の可視化、ハンディターミナルによる作業実績の把握により、誤出荷や滞留の抑制、在庫管理の高度化、作業品質の平準化を進める。
将来はワンストップ体制の構築や、自動倉庫導入などによる継続的な省人化も検討する。加えて、名古屋エリアの拠点再編も予定している。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用










