トヨタL&FのシンプルAGV、医療機器製造のジェイ・エム・エスが採用

トヨタL&FのシンプルAGV、医療機器製造のジェイ・エム・エスが採用

1日当たり90分の作業時間削減

豊田自動織機トヨタL&Fカンパニーは8月20日、医療機器、医薬品の製造・販売・輸出入を手掛けるジェイ・エム・エス(JMS)の千代田工場(広島県北広島町)が、トヨタL&Fの自動化システムを採用したと発表した。

千代田工場は、同工場と近隣工場で生産した製品を集約して滅菌作業を行い、同社の物流センターや各医療機関などに出荷する役割を担っている。

同工場は山間部という地域特性により将来の人手不足が見込まれるため、限られた人員で安定した運用を維持することが不可欠となっており、構内搬送の自動化と作業の効率化を検討してきた。

トヨタL&FのシンプルAGV「キーカート(基本タイプ)」のシンプルな構造による操作性や小回りの良さ、ルート変更のしやすさなどを実機で体感し、搬送物の重量に合わせて1000kg級を1台、500kg級を2台導入することを決めた。

その結果、有人フォークリフトで行っていた、荷さばき場~各作業エリア(梱包/サンプル品出荷/小口出荷)間の約150mの横持ち搬送をキーカートに置き換えて自動化し、1日当たり約90分の作業時間削減につながったという。

定型的な搬送作業を自動化することで、出荷作業など他の業務へ作業時間を再配分することが可能となり、作業の効率化を達成。作業者の身体的負担軽減にも貢献しているという。

(藤原秀行)※いずれもトヨタL&F提供

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