行政処分受けた東海汽船の山﨑社長が引責辞任発表、後任にみずほ銀出身の倉﨑氏が昇格へ

行政処分受けた東海汽船の山﨑社長が引責辞任発表、後任にみずほ銀出身の倉﨑氏が昇格へ

17年半ぶり交代、役員報酬の一部返上も

東海汽船は10月5日、国土交通省関東運輸局から乗組員が酒気帯びの状態で航海当直に当たるといった複数の法令違反があったとして、10月2日付で海上運送法に基づき船舶使用停止の行政処分を受けたことなどを踏まえ、山﨑潤一社長(79)が10月31日付で引責辞任すると発表した。取締役からも退き、11月1日付で顧問となる。

後任の社長には、11月1日付で倉﨑嘉典常務取締役執行役員(64)が昇格する。社長の交代は2009年3月以来、約17年半ぶり。



同社は併せて、山﨑氏ら役員の月額報酬の一部を10月分から自主返納することも決めた。山﨑社長が月額の80%を1カ月、倉﨑常務取締役が30%を2カ月、竹崎啓介取締役が20%を2カ月など。

倉﨑 嘉典氏(くらさき・よしのり)1985年一橋大学商学部卒業、日本興業銀行(現みずほ銀行)入行、2015年東海汽船入り。20年執行役員、21年取締役執行役員、25年3月より常務取締役執行役員。佐賀県出身。

(藤原秀行)

災害/事故/不祥事カテゴリの最新記事