現地企業などと連携し27年1月に教育開始、第1期は候補生15人確保目指す
鴻池運輸は10月23日、日本国内の人材不足解消とインドの若年層への雇用機会創出を両立する「日印人財還流エコシステム」を実現するため、インド北東部マニプール州でトラックドライバーの特定技能外国人材候補生の募集・育成から採用・受け入れまで一貫して行うスキームを構築、運用を開始すると発表した。
同社グループでインド事業を統括しているKonoike India(KIPL)が、インド国家技能開発公社の100%子会社NSDC International(NSDCI)、マニプール州の運転教習所IDTRC Manipurと業務提携し、現地での人材教育・送り出し体制を整備する。
育成した人材は、鴻池運輸の国内拠点で、特定技能1号として受け入れ、最大5年間の就労を予定している。
同社は、トラックドライバーの特定技能外国人材の募集・教育から採用までを日印間で一貫して実施するのは初めてと説明している。
KIPLはインド側の人材送り出しから、日本側の採用・受け入れに至るまで一貫して事業運営の中核を担う。日本側の受け入れは、まず鴻池運輸から開始し、将来はグループ会社や顧客企業にも広げていくことを視野に入れている。
NSDCIは日本語教育とプログラム管理を、IDTRC Manipurは運転教習・座学による技能教育をそれぞれ担当。日本語試験や特定技能評価試験、大型トラック免許取得に向けた支援を手掛ける。
同時に、日本の交通ルール・安全基準に基づいた運転技術を身に付けるための教育も実施する。

(鴻池運輸提供)
まず今年10月に、マニプール州で特定技能外国人材候補生の募集を開始し、27年1月には教育を開始。半年ごとに15人程度の送り出しを目指す。第1期生は28年2月に入国し、鴻池運輸の国内拠点で特定技能1号として最大5年間就労してもらう。
(藤原秀行)







