より安心・安全で効率的な環境整備図る
eve autonomy(イヴ・オートノミー)とブリヂストンは10月29日、「レベル4」(特定条件下における完全自動運転)の自動運転車(無人自動搬送車)に次世代タイヤ「AirFree」(エアーフリー)を装着し、ブリヂストン那須工場(栃木県那須塩原市)で価値検証を進めると発表した。
両社はレベル4の自動運転技術と、タイヤの空気圧管理が不要でパンクの心配がない「AirFree」を組み合わせ、その有効性と提供価値を検証する。
これまでの試験走行や実証実験では、「AirFree」を装着した無人自動搬送車が安定して走行可能であることを確認しているという。
ブリヂストン那須工場での実証実験の様子
両社は自動運転技術と「AirFree」を連携させることで「移動を止めない」価値をさらに高められる可能性に着目。2024年からeve autonomyの無人自動搬送車を用いた技術検討を進めている。
eve autonomyの無人自動搬送車は、レベル4の自動運転システムを搭載し、工場敷地内などの非公道領域で運転操作を要さず自律走行している。こうした自動運転車には、車両の信頼性向上やメンテナンス負荷の低減による安定稼働や稼働率向上が求められる。
ブリヂストンの「AirFree」は、空気の代わりにリサイクル可能なスポーク形状の熱可塑性樹脂で荷重を支える構造によりパンクの心配がなく、資源生産性の向上とメンテナンスの効率化を実現する。両社は「移動を止めない」価値を提供する「AirFree」は、安定稼働が求められる自動運転車との高い親和性が期待できるとみている。

「AirFree」が装着された「eve auto」無人自動搬送車

空気充填の要らない次世代タイヤ「AirFree」
Bridgestone Innovation Park(東京都小平市)内のテストコース「B-Mobility」を活用した試験走行では、「AirFree」を装着した状態でも自動運転機能に影響を及ぼすことなく走行できることを確認。
また、空気圧変動によるタイヤ特性の変化がなく、操舵応答性の高さにより設定走行ルートを安定して追従できることも判明しているという。そうした結果を踏まえ、eve autonomyの無人自動搬送車を建屋間搬送に活用しているブリヂストン那須工場で、今年6月に実証実験を開始した。
実際の生産工程においても、「AirFree」を装着した無人自動搬送車が安定して走行可能なことを確認しており、今後も車両データを活用したタイヤ解析などを通じて共創活動の一層の強化を図る。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用








