グローバル規模で対応、ブロックチェーン活用
伊藤忠商事は9月19日、グローバル規模でコーヒーの生産・流通履歴を追跡できるトレーサビリティーのプラットフォーム「FARMER CONNECT(ファーマーコネクト)」に参加すると発表した。
プラットフォームはスイスに本拠を置くファーマーコネクト社が展開しており、ブロックチェーン技術を活用して履歴を把握する。伊藤忠はプラットフォーム運営委員会の中でアジアから唯一加わっており、適正な生産や流通を促進することで世界のコーヒー産業発展に貢献したい考え。
プラットフォームは現在、スマートフォン向けアプリの開発に取り組んでおり、完成すれば生産者にチップや感謝のメッセージを送ることが可能になる見通し。プラットフォームの一般開放は2020年の見込み。
「ファーマーコネクト」のイメージ(伊藤忠商事プレスリリースより引用)
(藤原秀行)