BCP機能整備、医療・医薬メーカー向けにアピール
センコーは10月1日、大分市内の流通業務団地で新たな物流拠点「大分PDセンター」が完成したと発表した。
東九州道の大分宮河内ICから約3キロメートル。平屋建てのA棟と地上2階建てのB棟で構成。延べ床面積はトータルで1万7487平方メートル、倉庫面積は1万1999平方メートル。両棟の間にはひさし付きの荷さばき場を設けており、悪天候でも円滑に作業できるよう配慮している。庫内は5度から28度の自動制御温度管理が可能。
大分県にはセンコーが注力している医療・医薬関連メーカーが集積しており、高台に位置して非常用発電機や自家給油スタンドなども備えている新センターのBCP(事業継続計画)機能を全面に打ち出し、一段の物流需要獲得を目指す。
「大分PDセンター」の全景(センコープレスリリースより引用)
(藤原秀行)