120億円投資し21年4月稼働、機能分散図る
アサヒグループホールディングスは10月21日、子会社のアサヒビールが名古屋工場(名古屋市)にペットボトル飲料の生産ラインと物流倉庫を新設すると発表した。トータルで120億円を投資し、2021年4月の稼働開始を計画している。
飲料の生産・物流機能が現在関東に集中しているため、中部エリアにも拠点を設けて分散、商品の長距離輸送も減らしトラックドライバー不足に対応するのが狙い。
工場の敷地内に約70億円をかけて延べ床面積約1万平方メートルの倉庫を新設。ペットボトル飲料に加えてビール系飲料も取り扱い、中部エリアへの商品供給を担う基幹拠点にしたい考えだ。
(藤原秀行)