新たに投資運用業・総合不動産投資顧問業の登録へ、事業基盤拡充図る
物流不動産を対象とする投資ファンドの組成・運営などを手掛けるKICアセット・マネジメント(東京)は12月9日、埼玉県越谷市で新たな物流施設「KIC越谷ディストリビューションセンター」を開発すると発表した。
このほど、同市内で5823平方メートルの開発用地の取得を決めた。新施設は地上4階建て、延べ床面積1万1258平方メートルを計画。2021年9月末の完成を見込む。
東北道の浦和ICから約6・2キロメートルに位置。東武スカイツリーラインの大袋駅から約1キロメートルで、住宅地にも近接するなど労働力確保の面でも強みを持つ。
同社は併せて、神奈川県厚木市でも開発を進めていくと説明。さらに、今後は投資運用業と総合不動産投資顧問業の登録を行い、金融サービスの拡充などを図る予定だ。
「KIC越谷ディストリビューションセンター」の完成イメージ(KICアセット・マネジメントプレスリリースより引用)
(藤原秀行)