トピー工業、複数台のロボット制御機能搭載の新たなAGVを20年2月発売

トピー工業、複数台のロボット制御機能搭載の新たなAGVを20年2月発売

最大積載量500キログラム、段差や凹凸でも安定走行

トピー工業はこのほど、複数台のロボットを集中制御可能な専用ソフトウエアを搭載した自律移動クローラー式搬送支援AGV(無人搬送車)「セキシュウ・クローラー」を2020年2月に発売すると発表した。

サイズは2種類で、最大積載量は500キログラム。走行スピードは最高時速2キロメートルで、2~4時間の稼働時間を見込む。物流や建設などの現場での使用を働き掛けていく。

前後左右に移動するクローラー式のため、段差を乗り越えたり、凸凹のある道を通ったりできるほか、狭いスペースでも小回りを利かせてスムーズに動けるのが強み。ソフトウエアはNECが開発したもので、複数台を安全に走らせる。

既に日本通運の現場への導入が決定している。12月21日まで東京・有明の東京ビッグサイトで開かれている「2019国際ロボット展」でデモンストレーションを実施している。


「セキシュウ・クローラー」(トピー工業プレスリリースより引用)

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(藤原秀行)

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