年間換算出荷額950億~1000億円見込む
PALTACは1月29日に公表した2019年度第3四半期(4~12月)決算説明資料の中で、19年11月に埼玉県杉戸町で稼働を始めた最先端の物流拠点「RDC埼玉」の稼働状況を説明した。
「RDC埼玉」は4回に分けて稼働率を上昇させる計画となっており、現状では第2段階と解説。稼働率は55%で、出荷額は年間ベースに換算して650億円という。
今年3月までに「RDC関東」から業務を移管して第3段階へ、20年度第1四半期(4~6月)に「RDC横浜」から業務を移して第4段階へそれぞれ移る。第4段階は年間ベースに換算した出荷額が950億~1000億円に到達する見通し。
「RDC埼玉」はAI(人工知能)やロボットなどの先端技術を積極的に活用した物流システム「SPAID」を展開し、業務の省人化・効率化を徹底している。今後も自動車・省人化を推進する計画だ。
「RDC埼玉」の外観(PALTACプレスリリースより引用)
(藤原秀行)