玄関先など希望する場所をドライバーがインターホン介して確認
ヤマト運輸は3月3日、新型コロナウイルスによる肺炎感染が拡大している状況を踏まえ、宅配の荷物はドライバーによる対面手渡し以外の方法でも対応すると発表した。
オープン型宅配ロッカー「PUDOステーション」の利用のほか、届け先の自宅でドアを開けずにインターホンなどを介し、玄関前といった希望する置き場所をドライバーが確認して実際に荷物を置いておくことも可能とする。期間は3月末までの限定とする。受領印はもらわず、ドライバーが配達票に特別の対応をした旨を記すことで代替する。「置き配」の希望は受け付けない。
さらにドライバーの集荷・配達時などはマスクを着用することも発表、理解を求めている。
一方、佐川急便は3月2日以降、主に個人宅向けの配送の際、スマートフォン画面上のサインを求める代わりに伝票への押印・サインを要請することがあるとアナウンスしている。
(藤原秀行)