経産、厚労省が説明、店舗への輸送量も通常の2倍と冷静な行動呼び掛け
経済産業、厚生労働の両省は3月4日、新型コロナウイルス感染の拡大に関連し、トイレットペーパーやティッシュペーパーが不足するとの情報が流れていることに対しての情報を発信した。
両省にとれば、メーカーや卸・小売事業者の協力を得てトイレットペーパーの店頭への配送を強化しており、1日当たりの輸送量は通常2000万ロールのところ、2倍の4000万ロールに達しているという。330万世帯に12ロール1パック(4人家族3週間分)ずつを供給できる量に相当する。
併せて、在庫も国民全体の3週間分に相当する3億5000万ロールを準備しており、生産も継続していると説明。「直近で購入いただけた方や、まだご家庭内に在庫が残っている方が、少しの間だけ購入を控えていただくなど、落ち着いた行動をお願いする」と呼び掛けている。
※トイレットペーパーの3月4日時点の在庫状況(いずれも両省ウェブサイトより引用)
コアレックス信栄
王子ネピア
大王製紙
丸富製紙の3月3日時点のトイレットペーパーの在庫・発送状況
(藤原秀行)