株主総会で三木谷氏が説明
楽天は3月27日、東京都内で定時株主総会を開いた。
関係者によると、三木谷浩史会長兼社長は、同18日にインターネット通販「楽天市場」で開始した新たな送料無料の制度について、全出店者の約75%に相当する3万8000店舗が参加していることを説明した。
残る約25%の1万2000店舗は新型コロナウイルス感染拡大で人手が不足していることなどから当初から参加はしなかったとみられる。
新制度は原則3980円購入すると、代金が「送料込み」と表示される仕組み。三木谷氏は送料無料になる条件が分かりやすくなり、購入が促進されると狙いを強調、導入した店舗は成長しているとの見解を示した。
(藤原秀行)