【新型ウイルス】スタートアップの207、「置き配」支援機能付きアプリを5月末まで無償提供

【新型ウイルス】スタートアップの207、「置き配」支援機能付きアプリを5月末まで無償提供

お届け前にSMSで受け取り主へ連絡、業務完了の証明写真も共有可能

宅配業務効率化を手掛けるスタートアップ企業の207(東京)は4月8日、スマートフォン向け配達業務支援アプリ「TODOCU(トドク)サポーター」を、5月末までの間、国内の全ての配送員を対象に無償で提供すると発表した。

アプリは玄関前など指定した場所で宅配荷物を受け取ることが可能な「置き配」に対応した機能を搭載している。アプリを普及させることで、非対面で荷物を受け取ることができるよう促進し、新型コロナウイルス感染拡大防止の阻止に貢献したい考え。

アプリでは荷物を配送する前に配送員がSMSで到着確認のメッセージを受け取り主へ送付。メッセージの中に記載されているURLをクリックすれば、受け取り主は置き配の依頼ができる仕組み。置き配を済ませた後は荷物を指定された場所に置いたことを証明するための写真を撮影、クラウドサーバーを介して配送員と受け取り主の間で共有する。

荷物盗難保証に対する宅配会社および配送員の免責に、荷物受け取り主自身が同意することで置き配依頼が可能。配送員が置き配を行う上でのハードルも低くなっている。

アプリは配送先の住所を地図上に一覧で示すなどの機能も複数備えており、配送員の業務を幅広い形でサポートしている。


置き配の仕組み


アプリの概要(いずれも207提供、クリックで拡大)

(藤原秀行)

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