乾汽船、5月7日の臨時株主総会でアルファレオ提案の買収防衛策廃止に反対表明

乾汽船、5月7日の臨時株主総会でアルファレオ提案の買収防衛策廃止に反対表明

「多数の株主が賛同、改廃すべき事情なし」などと主張

乾汽船は4月17日、筆頭株主の投資会社アルファレオホールディングス(HD)の請求に応じて5月7日に開催する臨時株主総会に関し、アルファレオHDが議題として提案している予定の買収防衛策廃止に対して、取締役会の意見として反対する方針を発表した。

東京地裁が乾汽船筆頭株主アルファレオの株主総会招集を許可、買収防衛策廃止が議題

乾汽船の臨時株主総会、5月7日に変更へ

アルファレオは昨年9月時点で乾汽船株式の28・15%を保有。買収防衛策は乾汽船株式の30%以上を所有する株主が現れた場合に発動することになっており、アルファレオは自身を狙い撃ちにしたものと反発している。

乾汽船は理由として、買収防衛先は多数の株主の賛同を得て承認されており、現在まで改廃すべき事情が生じていないことなどを主張している。

(藤原秀行)※写真は昨年11月開催の乾汽船臨時株主総会会場

経営/業界動向カテゴリの最新記事