ヤマト運輸、群馬・関越交通と「客貨混載」実施

ヤマト運輸、群馬・関越交通と「客貨混載」実施

同県で初、路線バスが宅配荷物を輸送

 ヤマト運輸は10月16日、群馬県を地盤とする関越交通(同県渋川市)と、路線バスの空いたスペースで宅配便の荷物を輸送する「客貨混載」を同日スタートしたと発表した。

 同県の沼田市~利根町~片品村を結ぶ路線で1日1便実施。ヤマトの支店から村まで荷物を定期的に運び、路線バス活用による公共交通網維持と宅配便配送の効率化・負荷軽減を並行して図る。対象ルートは計約21・5キロメートル。

 ヤマトはこれまで全国13道府県で客貨混載を展開しており、群馬では初めて。

(藤原秀行)


ドライバーが改造したバスの荷台スペースに荷物を収納する(ヤマト運輸提供)

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