昼勤務のみの調整は継続、海外はメキシコで再開
マツダは5月20日、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた生産調整について、6月は国内の全工場で昼勤務のみの操業を継続すると発表した。一方、5月まで一部ラインで行っている生産休止は取りやめる。
新型コロナウイルスの感染拡大で新車需要が国内外で落ち込んでいるものの、経済活動を再開する動きが出始めていることを考慮した。
海外でも、4~5月に操業を休止していたメキシコ工場を6月から再開する。タイ工場は6月に計12日間の操業休止を行う予定。
同社は日本、メキシコ、タイの3カ国で6月の生産計画台数は5月の2倍以上になると想定している。今後も感染の状況や市場の情勢を踏まえ、操業再開を慎重に検討していく構え。
(藤原秀行)