スープストックトーキョーや花キューピットも、コロナ感染拡大による宅配需要に対応
※正式発表したので、記事を一部差し換えました
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CBcloudは5月21日、7都府県で4月にスタートした買い物代行サービス「PickGo 買い物代行」に関し、新たにホームセンターのDCMホールディングス(HD)向けにサービスの提供を始めると発表した。トラックと軽貨物をマッチングする「PickGo」に登録しているトラックドライバーが配送業務の合い間に、アプリを通じて申し込みのあった商品の買い物を担う。
新型コロナウイルスの感染拡大で外出自粛を求める動きが続き、宅配のニーズが高まっていることに対応する。景気悪化でBtoB領域の物流減少が懸念される中、買い物代行でドライバーの仕事を確保する狙いもある。
DCMHDのほか、スープ専門店のスープストックトーキョーや、生花販売の花キューピッドも買い物代行を活用する。5月21日以降、順次アプリで3社の商品に対応する。
CBcloudは他にもJR東日本の駅ビルやドラッグストア、百貨店、ホームセンターなどからも受注することを視野に入れている。新型コロナウイルスの感染拡大による政府の緊急事態宣言で経営が厳しい飲食店にも買い物代行の利用を働き掛け、経営を支援していく考えだ。
代行料金は1件当たり税込み550円から。購入する店舗は1回につき最大3カ所まで指定できるため、スーパーとドラッグストアのまとめ買いにも対応可能。家電や家具といった大型の商品も対象としており、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して「置き配」にも対応する予定だ。
(藤原秀行)※写真はイメージ・CBCloud提供