山九、ドローンで稼働中プラントの可燃性物質漏洩検査

山九、ドローンで稼働中プラントの可燃性物質漏洩検査

手間と時間を大幅に短縮可能、顧客にサービス本格提供へ

山九は7月15日、国内で初めて、稼働中のプラントを対象に、ドローン(無人飛行機)を使って可燃性物質が漏洩していないかどうかを確認する検査を実施したと発表した。

検査はドローンメーカーのルーチェサーチ(広島市)、山九グループの日本工業検査(川崎市)と連携して実施。日本ゼオン水島工場(岡山県倉敷市)の配管ラックを、赤外線ガス検知カメラを搭載したドローンを飛ばして可燃性物質の漏洩の有無を確認した。

山九はドローンを使うことで稼働中のプラント検査の手間と時間を大幅に減らせると指摘。今後は顧客にサービスとして本格的に提供し、プラント検査・メンテナンス事業の売り上げを拡大させたい考えだ。


ドローンによる検査の様子(山九プレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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