新開トランスポートシステムズが1棟借り
JリートのGLP投資法人の資産運用を担うGLPジャパン・アドバイザーズは7月30日、ポートフォリオに組み入れていた神戸市須磨区弥栄台の物流施設「GLP西神」を同日付で売却したと発表した。
売却額は19億3100万円で、帳簿価格との差額は5億3400万円。諸経費を除いた売却益相当額は4億9200万円となる見込みで、投資主への配当や将来の物件取得などに充てる予定。売却先は1社だが、相手先の同意を得られていないことを理由に開示していない。
「GLP西神」は1995年12月に完成し、地上4階建て、延べ床面積は8564平方メートル。阪神高速道路7号北神戸線と神戸淡路鳴門自動車道の布施畑JCT・ICに近接した神戸流通センター内に位置している。現在は新開トランスポートシステムズが1棟借りしている。GLP投資法人は2014年9月に取得した。
「GLP西神」の外観(GLP投資法人ウェブサイトより引用)
(藤原秀行)