肥薩おれんじ鉄道線の全線復旧は「おおむね3カ月後の見込み」
JR貨物は8月3日、九州地方を襲った豪雨の影響で土砂が流入、不通が続いていた肥薩おれんじ鉄道線・鹿児島線の一部区間のうち、鳥栖貨物ターミナル駅~八代駅間で同日運転を再開したと発表した。
八代駅~鹿児島貨物ターミナル駅間のうち、不通となっている肥薩おれんじ鉄道線の佐敷駅~水俣駅間は8月8日に運行を再開する予定で、同日から佐敷駅~川内駅が運行可能となり、八代駅~佐敷駅間が不通区間として残る。肥薩おれんじ鉄道は「全線復旧はおおむね3カ月後の見込み」と説明している。
JR貨物によれば、8月4日以降は新たなトラックによる代行輸送区間として、熊本駅~鹿児島貨物ターミナル駅・川内駅間(1日130個程度)、佐土原オフレールステーション~都城オフレールステーション間(1日20個程度)を追加する。運行は月曜から土曜の間で、お盆休みの期間を除く。
(藤原秀行)