店舗から食料品など、最大3キログラム積載可能
米ウォルマートは9月9日、ドローン(無人飛行機)を使った宅配サービスを試験的に実施すると発表した。
米ノースカロライナ州のファイエットビルで、店舗から食料品や日用品などを運搬する計画。投入するドローンはイスラエルの新興企業フライトレックスアビエーション製で、最大6・6ポンド(約3キログラム)の荷物を6・2マイル(約10キロメートル)届けられる。
ウォルマートが公開した動画によれば、注文者の自宅近くでドローンに搭載した箱の下の部分が開き、商品を入れた袋がひもでぶら下がり、着地するとの流れを想定しているようだ。
小売り大手ではアマゾン・ドット・コムも今年8月、米連邦航空局(FAA)からドローンを利用した配送サービス「Prime Air(プライムエアー)」の認可を受けた。
使用するドローン(ウォルマート提供)
ドローンの動画はコチラから(ウォルマートウェブサイト・英語)
(藤原秀行)