有人飛行に成功したモデル、操縦席で記念撮影可能
スタートアップ企業のSkyDrive(東京都新宿区大久保)は11月4日、都内の東京ビッグサイトで同日開幕した展示会「フライングカーテクロノジー」で、日本で初めて有人飛行の実験に成功した垂直離発着が可能な「空飛ぶクルマ」のモデル機体の一般公開を開始した。
展示会は11月6日まで。機体を一般に公開するのは今回が初の試みで、期間中は会場に展示している機体の操縦席に乗り込んで記念撮影できる。
機体は4カ所に取り付けた電動ローターが回転、駆動力を生み出している。空飛ぶクルマはヘリコプターや飛行機よりも小型で、より容易に人や物の輸送が可能になると期待されており、政府は2023年の事業開始、30年の本格普及を目指している。
実験に用いた「SD-03」(撮影は今年8月初旬・SkyDrive提供)※クリックで拡大
(藤原秀行)