現地企業などと提携、出荷・通関業務代理を提供
ラオックスは1月18日、中国で海外倉庫ビジネスを展開すると発表した。
中国山東省の中国(山東)自由貿易試験区済南地域管理委員会、済南総合保税区管理委員会、山東建邦集団有限公司の3者と戦略提携枠組協定を締結した。同省済南市の自由貿易区へ進出するとともに、海外倉庫ビジネスとして、中国向けEC事業で日本から商品を直送するための「Laox海外倉庫」を開設。出荷や通関業務代理など、包括的な物流サービスの提供を目指す。
併せて、中国向けの一般貿易や越境ECに関する保税区倉庫の手配など多様な総合保税物流プラットフォームを構築、運営管理するほか、日本酒やアニメといった日本の商品を専門に扱う「日本商品展示販売センター」の開設などにも取り組む。
現地で実施した調印式(ラオックスプレスリリースより引用)
(藤原秀行)