今夏までに沖縄向け開始
三菱倉庫は1月28日、医薬品の適正な流通に関する国際的な品質管理基準「GDP」に対応した医薬品保冷配送サービス「DP-Cool」の全国対応を完了すると発表した。
今夏までに医薬品専用の海上コンテナを沖縄向けの保冷医薬品輸送に投入、沖縄向けのサービスを始める予定。既に北海道と本州、四国、九州はサービス対応している。
同サービスは三菱倉庫の子会社で医薬品運送を専門に手掛けるDPネットワークと連携して展開。2~8度の保冷医薬品をDPネットワークの配送拠点から医薬品卸会社に直接届けることで輸送途中の積み替えを抑制、温度異常のリスクを低減していることなどが特徴。
(藤原秀行)