日本GLPが茨城・常総で冷凍冷蔵対応の物流施設着工、ムロオが1棟借りへ

日本GLPが茨城・常総で冷凍冷蔵対応の物流施設着工、ムロオが1棟借りへ

4・8万平方メートル、22年3月竣工予定

日本GLPは2月2日、茨城県常総市で新たな物流施設「GLP常総Ⅱ」の起工式を行ったと発表した。

地上2階建て、耐震S造で延べ床面積は約4万8000平方メートルを計画。冷凍・冷蔵対応し、定温物流大手のムロオが1棟借りする予定で、冷凍と冷蔵、常温の3温度帯の配送商品を取り扱う拠点として運用する。2022年3月の竣工を見込む。

新施設は都心からの距離が約48キロメートル、圏央道の常総ICに至近で、90分以内に北関東3県と東京都、千葉県、埼玉県への配送が可能な広域配送拠点として、また食品加工工場が集積する東北エリアと、首都圏を結ぶ食品流通の拠点として強みを持つ立地。

冷凍・冷蔵設備導入に関する初期投資について、オーナーとテナントの間で最適化を図り、テナント企業のニーズに沿う施設を提供する。冷凍・冷蔵事業の恒常的な人手不足や大規模化した倉庫スペースの効率化のため、自動ラック倉庫やマテハン設備などを導入する予定。


「GLP常総Ⅱ」の完成イメージ(日本GLPプレスリリースより引用・クリックで拡大)

(藤原秀行)

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