コカ・コーラBJ、埼玉・吉見町の工場内に国内最大級の保管・出荷能力持つ自動物流センター開設

コカ・コーラBJ、埼玉・吉見町の工場内に国内最大級の保管・出荷能力持つ自動物流センター開設

6万パレット・8500万ケース、東京と埼玉の全エリア担当

コカ・コーラボトラーズジャパンは2月3日、埼玉県吉見町の埼玉工場内で、コカ・コーラシステムとしては国内最大級の保管・出荷能力を持つ自動物流センター「埼玉メガDC」が完成、同日稼働を始めたと発表した。

同センターは地上3階建て、延べ床面積は2万3548平方メートル。製品保管容量が6万パレット、出荷能力は8500万ケースに上り、東京と埼玉の全エリアを担う基幹拠点と位置付けている。投資額は約168億円。

製造から得意先や各自動販売機などのエンド・ツー・エンドまでタイムリーに製品を届けられるネットワークを構築。自動格納ラックや自動ピッキングシステムなど設備の自動化を推進し、従来の約半分のスペースでの製品保管や、出庫に要する時間や人員による作業工程の短縮が可能。高密度・高効率の倉庫運営を実現した。


新センターの外観(以下、いずれもコカ・コーラボトラーズジャパン提供・クリックで拡大)

センター内の自動化設備

(藤原秀行)

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