日本GLPが福岡・粕屋町で新たな物流施設着工、リピーター企業が1棟借りへ

日本GLPが福岡・粕屋町で新たな物流施設着工、リピーター企業が1棟借りへ

4・1万平方メートル、22年4月末竣工見込む

日本GLPは2月5日、福岡県粕屋町で新たな物流施設「GLP福岡粕屋」の工事を開始したと発表した。

地上4階建ての耐震・鉄骨造で、延べ床面積は約4万1000平方メートルを計画。2022年4月末の竣工を見込む。

既に同社の施設を活用している企業が再度、入居する予定で、専用施設として1棟借りする。総開発費用は約90億円。

九州自動車道の福岡ICから約1・5キロメートルの至近に位置し、福岡市内に加えて九州全域へのアクセスに優れた立地。エリア配送および広域配送の拠点としても活用できるとみている。

敷地内を車両が周回、入出荷エリアを分けられる両面バースを備え、効率的なオペレーションを実現。高度なマテハンシステムを導入できるよう、柔軟な防火区画の設定や十分な電力供給の確保を計画している。設計段階では建物とマテハンの BIM データを重ね合わせ三次元に可視化することで、相互の干渉の有無などを確認しやすくし、マテハン設置のスムーズな検討に取り組んでいる。


新施設の外観イメージ(日本GLPプレスリリースより引用)

(藤原秀行)

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