全日本トラック協会の7~9月期調査
全日本トラック協会は11月12日、今年7~9月期のトラック運送業界景況感調査結果を公表した。景況感を示す判断指数は現状が-14・8で、前回(4~6月期)から0・1ポイント悪化した。
今後については-24・8となり、現状より10ポイント低下。2016年7~9月期以来の水準まで落ち込んでおり、燃料価格高騰によるコスト増加が経営者の心理に冷や水を浴びせている実情が浮き彫りになった。
景況感の現状では、「やや好転」が21・3%で前回より約5ポイント増えたものの、「やや悪化」「大幅に悪化」と答えた割合も拡大したため、全体では小幅の悪化となった。
今後に関しては「やや悪化」が31・5%、「大幅に悪化」が5・4%に達している。
(藤原秀行)