受注プロセスの煩雑な業務変更などにも容易に対応
インターネットオークションの価格比較サイトなどを展開しているオークファンは2月15日、容易に利用可能なRPA(ロボティックス・プロセス・オートメーション)ソリューション「オークファンロボ」の提供を開始すると発表した。
自社内で展開してきたRPAの経験やノウハウを生かし、日本語表記を採用してユーザーに専門知識がなくてもパソコン1台から業務効率化を実現可能にしたと説明。小売・物流・EC領域での利用を念頭に置いており、ECの受注プロセスでは業種特化型モールへの対応や頻繁な業務変更、季節ごとのキャンペーンへの対応など手作業・人海戦術で当たらざるを得ない部分にRPAを導入、容易に自動化できるとみている。
設定できる業務数には制限を設けておらず、ユーザーのスケジュールや条件、合図に即して自動化を進める。ユーザーの企業内基幹システムにアクセスしたり、エクセルなどのソフトを操作したりすることも可能という。
ECの受注フロー効率化の例(オークファン提供)
(藤原秀行)※ロゴマークもオークファン提供