荷主や倉庫会社のデータと連携、業務改善目指す
いすゞ自動車と富士通、両社の合弁会社で通信機能付きデジタルタコグラフの製造・販売などを手掛けるトランストロン(横浜市)は2月18日、トラックなど商用車の稼働状況に関する情報を活用し、運行管理の効率化など物流業界の課題解決につなげるサービスを開始すると発表した。
いすゞとトランストロンがデジタルタコグラフなどを介して遠隔で取得している商用車約50万台の走行経路や車両のコンディションなどのデータをシステムで統合。富士通のクラウドサービスなどの技術も生かし、荷主企業や倉庫会社などが持つ入出荷の実績といったデータを連携させ、荷物を載せたトラックが納品先に到着する時間などを関係者が共有、業務の迅速化・効率化につなげられるようサポートする。
サービスは2022年中の開始を目指している。いすゞ以外のメーカーの商用車でも対応している車載端末を使えばサービスを利用できるようにする予定。
(藤原秀行)
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