週3便実現、リードタイムをコンテナ船より1~3日短縮へ
日本通運は3月26日、大阪~中国・大連間をフェリーとトラックで結ぶ複合一貫輸送サービス「大連特快」を4月1日に始めると発表した。
大阪港~韓国・釜山港間、韓国・仁川港~中国大連港間はフェリー輸送、韓国国内の釜山港~仁川港間はトラック輸送を実施する。
同社は2020年11月にトライアルを開始、2つのフェリー航路と韓国国内のトラック輸送を円滑に接続して輸送リードタイムを通常のコンテナ船より1~3日短縮するとともに、フェリーの出航時間を調整して週3便運航を実現している。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響でコンテナ船運航が不安定になっている現状を踏まえ、本格的にサービス展開することにした。ドア・ツー・ドアで大阪発大連向けは最短3日、大連発大阪向けは4日で届けられるという。
新サービスのイメージ(日本通運プレスリリースより引用)
(藤原秀行)