ソフトバンクグループ、自動倉庫システムのオートストアに3100億円で4割出資へ

ソフトバンクグループ、自動倉庫システムのオートストアに3100億円で4割出資へ

EC伸びで今後の成長に期待、アジア太平洋で拡販も

自動倉庫システムを手掛けるノルウェーのAutoStore(オートストア)は4月5日、ソフトバンクグループ(SBG)から28億ドル(約3100億円)の出資を受けることで合意したと発表した。

SBGが4月中にもオートストアに出資している投資家から株式の40%を取得する。SBGはオートストアの企業価値を77億ドル(約8500億円)と評価している。

オートストアの自動倉庫システムは倉庫スペースを有効活用できることなどからEC事業者らに活用されており、世界35カ国で2万台の納入実績がある。

SBGは新型コロナウイルスの感染拡大もあって今後もグローバル規模でECの利用が伸びるとみて、オートストアの成長に期待している。オートストアはSBGの後ろ盾を得て、アジア太平洋地域で自動倉庫を拡販したい考えだ。


オートストアの自動倉庫システム

(藤原秀行)

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