保管から小分け、配送を一括で実施
SGホールディングスは4月30日発表した2021年3月期決算説明資料の中で、法人向けに物流面の課題解決を支援するプロジェクトチーム「GOAL」の取り組みの一環として、新型コロナウイルス感染症ワクチンの輸送を担っていることを明らかにした。
接種場所までのワクチン輸送に関し、全国の自治体と1000件以上の商談を実施。SGHDグループが全国で展開している施設を生かし、保管(温度管理)から小分け、配送を一括して担っており、同日時点で200件以上を受託してきたという。
今後に関しては「さらに高まる自治体からのニーズに対応するため、業務の標準化とシステム化を推し進め、迅速に対応できる体制を構築する」と説明している。
(藤原秀行)